青山学院大学は、東京都渋谷区にある青山キャンパスと、神奈川県相模原市にある相模原キャンパスの2カ所から成ります。青山キャンパスには、文学部、教育人間科学部、経済学部、法学部、経営学部、国際政治経済学部、総合文化政策学部があり、相模原キャンパスには理工学部、社会情報学部、地球社会共生学部があり、それぞれ4年間同じキャンパスで学びます。2013年に就学キャンパスが再配置され、現在の形での運営となりました。 青山学院大学は「英語の青山」と呼ばれるだけあり、入学試験においては英語に重きが置かれているのが特徴です。中でも、法学部の英語の試験は難関であることが有名です。 他大学に無い独特の教育システムとして、「青山スタンダード」が教養教育において導入されています。自分の専門学科の履修科目以外に、学部学科を超えて様々な分野の学術理論を学ぶことにより、社会に出た時に幅広い教養を身に付けた人物になれることを目的としています。学部学科を超えた少人数制の演習方式の授業など、ユニークな体制が取られています。
青山学院大学は東京都渋谷区に位置します。 青山学院大学へのアクセスは、JR山手線、埼京線、東急線、井の頭線の停車駅あるいは始発駅である渋谷駅から徒歩10分、宮益坂を上ってまっすぐ行くと大学が見えてきます。 または、東京メトロ千代田線、半蔵門線、銀座線が乗り入れている表参道駅のB1出口から徒歩5分です。 東京都内はもちろん、神奈川、埼玉、千葉からのアクセスもしやすい場所にあります。 青山キャンパスの通りを隔てた向かいには、国連大学、こどもの城があり、青山学院大学の前には国道246号線(青山通り)が通っています。 高級ブティックやおしゃれなカフェ、都会的で洗練されたイメージの表参道の通りへのアクセスも良く、若者のファッションの最先端の街である渋谷にも近い、恵まれた立地条件に位置します。 一方で、青山キャンパスの中は緑が多くあり、一歩キャンパスの中に入れば都会の喧噪を忘れてしまう位、落ち着いた雰囲気になっています。
青山学院大学は、イギリスのメソジスト教会が派遣した宣教師によって作られた3つの学校、すなわち1874年に麻布に開校された女子小学校、1878年に築地に開校された耕教学舎、1879年に横浜に開校された美會神学校を源流としています。この3つの学校を統合した青山学院を母体として、1949年に新制大学として開学し、2009年に開学60周年を迎えました。 青山学院大学の特徴は、キリスト教に基づいた概念で教育が行われていることです。キリスト教概論I、IIは必修科目として定められ、卒業する為にはこの科目を履修し、合格しなければなりません。クリスマスに入る前の4週間はアドヴェントと呼ばれ、その季節に入ることを心に刻む為に、毎年クリスマスに入る前の金曜日に、青山キャンパスおよび相模原キャンパスでクリスマスツリー点火祭を行われ、幼稚園から大学院までが建学の精神を確認します。点火祭は多くの学生が集います。また、大学礼拝堂では、月曜日から金曜日まで礼拝が行われ、英語による礼拝が行われる時や夕拝が行われる時もあります。